大会長挨拶

                                第43回日本内観学会大会長 齋藤利和


  新型コロナウイルス感染の急速な拡大に伴い、感染拡大防止の観点から、社会活動が制限され、また中国、韓国を始め複数の地域からの本邦への入国が禁止・制限されております。こうした状況から、昨年予定していた内観学会を会員の皆様のお許しとご理解をいただき延期せざるを得ませんでした。その後、次回学会開催のための実行委員会を重ね、理事会のご承認も頂いたうえで、 第43 回日本内観学会を来る2021 年10月2 日(土)、3 日(日)に私の勤務先でもあります北海道赤平市の社会医療法人博友会平岸病院新館5階講堂、会議室で開催することとなりました。2020年7月に開催予定であった大会テーマは「内観療法の多彩な展開:令和の時代に向けて」でした。内観療法は世界的に展開しつつあり、今後も中国、韓国、アメリカ等でさらに活発に行われることが期待されることから第42 回大会に引き続き国際シンポジュウムを企画し中国、米国をはじめとした海外演者を交えこれからの内観療法の国際化について議論をして行くつもりでした。残念ながら、外国との交流機会が閉ざされている現状ではこうした論議の機会を持つことは難しい状況です。しかし、あえて、大会テーマは変えず、女性と内観をテーマにしたシンポジュウムや、他の日本的な精神療法についても目を向けたシンポジュウムや特別講演を企画し、内観療法の多彩な展開のヒントを探りたいと考えております。内観療法の多彩な展開を考える時、その原点である、自らが受けた内観療法のことを想います。本大会ではわたくしの集中内観の体験を会長講演として話させていただきたいと思っております。

新型コロナ過の中、今回は理事会の承認を得て、WEB開催とすることといたしました。大変申し訳ありませんが、講演者(シンポジストを含む)のみ会場にお集まりいただき、多くの皆様にはWEBでご参加いただくことになります。

一堂にお集まりいただけなくなり、直接お会いして意見交換できないことは大変残念ですが、皆様の熱意で、大会を盛り上げていただきたいと願っております。

皆様の参加登録をお待ちしております。